訛りのある英語でオッケー?
13年前カナダ人の知り合いに
ワーキングホリデーにいくなら絶対にカナダに行くべきだ
と勧められて言われるがままにカナダのトロントに到着した
彼なりの理由は
カナダの英語は分かりやすい
だった。
そしてあれやこれやと年月が経ち気づけば13年もいるのだが、英語に対して思うことがある。
出発前は自分の英語の発音でちゃんと通じるのか不安だった
無駄に舌を巻いてみて発音してみたりしていたのだが数年たって気づいたのである
私より訛りの激しい人が多いってことを
移民が多い。彼らのバックグラウンドは様々で
世界がトロントに集まっていると言えるぐらいである
そして多くの人は英語と母国語を話している。
移民をした彼らの多くは英語に訛りがあるのだ
トロントに着いた時は英語が聞き取れない
と思っていたが実は訛っていて聞き取れない
だったのではと今では思うぐらいだ
陽気でやたらと話しかけてくるトロントの人々
その中でもかなり訛っている英語を話す人々と
よく出会うのだが、彼らは皆
ものすごい訛り英語でも堂々としているのだ
英語が訛ってるのが恥ずかしい
なんてちゃんちゃら思っていないのである
訛っていても英語は英語やで
私はそんな訛りの強い人々に出会う事によって何回聞いても全く聞き取れない言葉を推測、訛りを脳みそに記憶させる事によって
訛りで英語力がついたのである
そして何よりも移民が多いトロントでは私の訛っている英語でも、嫌な顔せずに聞いてくれる
発音を気にしすぎてなかなか会話ができなかったが発音を気にしなくなると英語が上達したのである
カナダにきて数年が経った時、トロントを紹介してくれた知り合いが私の英語力が上がった事に驚き「やっぱトロントにしてよかっただろう。英語が分かりやすいからね」とドヤ顔て言われたが、、、、
分かりにくいわ
しかしトロントに来たおかげで様々な訛りのある英語を聞く環境から
なんと今では訛り英語からその人のバックグラウンドが分かってしまうという特になんの自慢にもならない解析力がついたのである
そういえば、この記事を書いていると中学生の時、英語の先生が顔芸を披露しているのを思い出した。クラス全員が取り憑かれたカエルの集団になったあの発音授業。。。
なんだったんだろうか
試しに夫、熊五郎の前で試してみたのである
「大丈夫か?」
私の会話など全く耳に入っておらず、繰り広げられる顔芸に心底から心配されたのであった
発音を気にするあまり英語を話すきっかけを失うより 訛り英語でも英語でっせと堂々としていた方が英語が上達するのかもしれないと思うのである