地味な女のカナダ生活

カナダであれやこれや起こる日常を書いています

心電図検査

昨日の夕方から5歳になる息子がゴホッゴホッと咳こみ始めた

義父宅に行く予定だったが、とりあえず私と息子は行くのをキャンセルして家にいる事にしたのだが、、、

 

ついさっきまでごくごく普通だった息子が横になり始め、咳も酷くなってきたのである

この時、熱は37.5度

 

息子は2歳になったばかりの時ぐらいに

熱痙攣(3分)

を起こし救急車で運ばれた

6歳前まで再発する可能性があると言われていたので息子が熱を出すたびに息子の元を離れないようにしている

 

とりあえずTylenolを与えた

 

万が一の為、病院からもらった

熱痙攣になった時はどうするか的なマニュアルに一通り目を通した

 

ちなみに熱痙攣

息子は身体が痙攣し、白目をむき、そして意識がなくなった

 

こんな状態で冷静にいられるかと言うとなかなか難しいが、、

 

熱痙攣を起こしたら

厚着させていたら服、そしてブランケットなどを取り除く

(特に首周り、頭)

 

平らな地面で身体を横向きにする

(この時、周囲に何も置かない)

 

痙攣の時間を測る

3分以上なら救急車を呼ぶ

3分以内なら24時間以内に病院へ行く

 

絶対にしてはいけない事は

口の中に何かを入れる事

抱き抱える事

 

頭にしっかりといれ、息子のそばから離れなかった

次の日、咳がさらに酷くなり熱は37.3度

 

朝一で近くのwalkin clinicへ連れて行った

息子の咳の具合からPufferが処方されたのだが

ドクターが聴診器を息子の胸にあてたままでいつもより長く診察していたのである

 

そしてあの恐怖の一言

「今までに心臓検査で引っかかった事はないですか?」

 

「えっっ な、ないです。なんかあるんですか?」

 

一気に血の気が引いた

 

「心臓のリズムが一定でない」

 

「念のため心電図検査するので別室へ行ってください」

 

いきなりの事で自分の心臓がはちきれそうだった

 

別室に行き心臓近くや手首、足首にコードみたいなものが貼られ、訳が分からなく不安になる息子に心配ないと言ったが声が震えていたし、作り笑いも限界だった

 

わずか1分ぐらいだったが、はてしなく長く感じた

結果は

心電図には乱れなし

だった

 

ホッとしたけど、さっきの診察は何?

とやはり不安が取れない

 

「咳などの影響かも知れません」

 

かも??

やめてくれ

 

結局もう一度聴診器で診察し大丈夫でしょう

と。。 ドクターは言ったが、、、

ほんまやろな、、、

 

私は小学生の時、心臓検査で引っかかった事があった

確か心雑音の疑いだった

後日、精密検査をしに行ったのだが(結果は問題なし)当の本人の私は何も状況を分かっていなかったので全く不安もなかったが

母親はきっと今日の私と同じ気持ちだったに違いない

 

家に帰宅して、Pufferを与えると咳はマシになったが今度は熱が38.7℃に上がっていた

Tylenol を与えて熱は下がってきてはいるが

 

我が子が、こういう状態の時

風邪はうつしたら治る

という戯言を真に受け

両手を広げ全身で受け止めようとしている私である

 

バカは風邪引かんのや!こっちへ来て勝負しろ