地味な女のカナダ生活

カナダであれやこれや起こる日常を書いています

桃太郎と婆さん

そろそろ遊ぶネタが無くなってきた冬休み

息子は幼稚園がいつになったら始まるかを聞いてくるようになった

 

5歳と2歳

2人でよく遊ぶようになった

妹をリードしたい兄と自分で何でもしたい妹

 

頻繁に喧嘩勃発

 

「やめなさーい!!」

と言ってる間に仲直り

 

これの繰り返しで1日が終わる

展開の早すぎるドラマを見ているような感じである

 

ついていけん

 

この冬休みはなるべく日本語で接して、日本語の本を読むようにした

日本語の歌を流したりもした

そして先日movie night(映画日)をどれにするか探している所、

桃太郎

が目に入った

 

これや 日本の昔話

 

「今日はMOMO TAROやで」

 

「MOMO TARO?」

 

「日本のヒーローのお話、悪者めっちゃやっつける話」

 

相変わらずヒーロー好きの息子は日本のヒーロー話に興味を持った

話が始まり子供達は集中して画面を見ていた

 

おばあさんが川で洗濯をしていると、どんぶらこ どんぶらこ 大きな桃が流れてきました

 

「butt 」

 

大笑いする子供達

画面に写っていた桃がおしりに見えたのだ

 

カナダでは桃といえばこちら

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日本のような桃をカナダのスーパーで見る事は少ない

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日本の桃を見たことがない子供達は川から流れてくるのは桃ではなく水中から浮かんでいる

おしりにしか見えなかったらしい

(どんな流れ方やねん。。)

 

「これは、桃やで」

 

と言った所で笑いが収まらず、おばあさんが家に持ち帰り桃を切って真っ裸の桃太郎が出てきた所でさらに大爆笑

 

「おしりからチ◯チ◯丸出しのベイビーが出てきたー!」

 

日本の昔話。。。なんかすいまへん

 

悪さをする鬼達が出てきて笑いは収まったが

仲間を団子で増やし、鬼を退治する所で息子が

 

「あの団子一個にどんだけパワーが込められているんやろか」

 

画面には、空腹だった動物達が団子一つで驚異的な強さを見せていた

息子の一言である仮説が生まれた

 

あの婆さんが団子ではなくお弁当を作ったなら

腹持ちの少ない野菜にあたった動物は行く途中でエネルギーがなくなる

定番の鳥の唐揚げなんて入れていると同類のキジはびびって逃げるだろう

 

あの婆さんが充分な団子を持たせてなかったら

そもそも動物達は近づいてもこなかった


仮説から生まれた事実

婆さんが1番鬼退治に貢献しとる

 

という事で私はあえて

桃太郎を

桃太郎と婆さんとタイトル付けることにしたのである

 

 

子供達は熊五郎にこう説明していた

ジャパンのヒーローは

ピーチボーイがスーパーボールでナマハゲを退治するんだ

 

なんか、、すいまへん