地味な女のカナダ生活

カナダであれやこれや起こる日常を書いています

時は流れて

カナダで2013年に上映され大ヒットしたディズニー映画と言えば

Frozen (アナと雪の女王)

そして待望の続編Frozen2が先日カナダで上映された

 

6年前。。。。。

私はブログでよく出てくるある一家のフルタイムナニーの仕事をしていた

現在9歳の長女は3歳、次女は生まれたばかりだった

 

年に一回必ずフロリダのディズニーやディズニークルーズに親族全員で行くのが恒例となっているので子供達は自然とディズニーが大好きになりその中でも特に当時はプリンセス系に夢中だった

 

 

私自身ディズニー、プリンセスにはそれほど興味はなかったが毎日毎日プリンセスごっこをしていると、歩くプリンセス辞典になった

プリンセス全制覇

プリンセスどころか登場人物すべて把握

 

いつのまにか当時はまだ付き合っていた熊五郎にも、昔のプリンセスと今のプリンセスの描かれ方の違いを熱く語っていた時もあったぐらいだ

 

このFrozenが大ヒットした時は、毎日遊び場でFrozenのサウンドトラックが繰り返し流れていたのでサウンドトラックの曲の中にあるセリフは全部覚え、歌のない曲でもバッチリとハミングしていた

もちろん脳内は常にFrozenで、自分がオラフ(しゃべる雪だるま)になっていた夢まで見るぐらいだった

 

 

長女はFrozenの魅力にはまり、毎日コスチュームを着たり人形やフィギュアをこれでもかと持っていて、毎日それら飽きもせず遊んでいた

 

彼女の誕生日会には

完成度が高いエルサが登場

(ここではプリンセス好きの子供達のバースデーに好きなプリンセスを呼ぶ事がよくある。プリンセスは歌を歌い、本を読み、マニキュアを塗ってくれたりゲームをしてくれる。)

 

暖炉の前で、例のテーマソングを思いっきり手を広げ歌う完成度の高いエルサに暖炉を消して紙吹雪でも散らせようかと思ったぐらいコレジャナイ感が漂っていたが、やたらと彼女の歌うテーマソングに子供達と共にのってしまった。。

つまり、、いつの間にか私もFrozen の虜になっていたのである

 

(ちなみに完成度の高いエルサは終始笑顔で、優雅な動きだったのだが時間になり帰る時はそのままのあの格好でクルマを自ら運転し帰っていった かなりシュールな光景である)

 

次女が成長し、Frozenの映画のように姉妹で仲良くFrozenごっこを始めた時期もあった

息子を仕事場に連れていくと息子はKristoffになり私は相変わらずオラフだったが

 

めちゃくちゃ楽しかった

 

今年にFrozen2が上映される事を知った時、私は長女と次女に

「ちょっとちょっとー! Frozrn2が上映されるで!! 見るやんね〜!!」

と興奮気味に話した時があった

「NO」

あんなにFrozen Frozenと言っていた2人が、

まさかのNo 

時は流れ、彼女達のプリンセスへの興味はゼロ

いや、ゼロ以下となっていた

「私達、もう全プリンセスに興味はなくなったよ」

スカート、ドレスを着るのを拒否

嫌いな色はピンク(昔はピンクしか着なかった)

スポーツと空手、好きな番組はスターウォーズ、レゴニンジャ、、、、、

姉妹は完全にトムボーイ化になっていた

 

しょんぼりした私は息子に

「昔、〇〇と〇〇でFrozenごっこしてたやん

あのエルサとアナの映画が新しくあるみたいやで。あのおもろい雪だるまとかまた出るで〜見たい?」

 

「プリンセスなんて僕興味ないよ」

 

••••••••


取り残された感が半端なかった

 

そんな中、我が夫、熊五郎が嬉しそうに

 

「Tsuki!!!! Frozen 2 やって!これは見るリストに入れないと

〇〇ちゃん(娘)にはまだ早いかな?」

 

Frozen2はどうやらこのオッサンと見ることになりそうである