地味な女のカナダ生活

カナダであれやこれや起こる日常を書いています

バレたか?

カナダでのビックイベント、クリスマスを明日に控えてショピングモールやスーパーは買い物客で溢れている

 

毎年25日はほとんどの店が閉まり、大抵のカナダ人は家でファミリーと過ごす

日本のお正月のような感じである

 

我が家はクリスマスは祝わないので、ファミリーが集まる事もなくご馳走が並ぶ事もないが

子供達にはサンタからギフトが届く

 

息子が幼稚園に行っている時はクリスマスの歌やサンタの話やいつになったらクリスマスが来るか毎日のように私に尋ねてきたが、冬休みに入り全くクリスマスモードがない我が家では息子もほぼ忘れている状態になっている

 

 

毎年、サンタからのギフトはオンラインで12月に入った瞬間に注文するのでクリスマスまでには到着する事がほとんどなのだが

今年はなぜか息子へのギフトがなかなか届かなかったのである

 

イライライライラ

毎日、配達状況を見ては動きがない画面

 

とうとう3週間経ち、もう届く気がしないと察して先週末にこっそりモールへ行き息子のギフトを購入

それは息子が1番に望んだ物ではなかったが無いよりマシであるし、一応息子にはサンタからの希望ギフトを何個か選んでもらっていた

 

これで今年もバッチリ

 

すでに忘れているような息子と違い、私はワクワクしていた

そして、届かないギフトの追跡をやめた

 

ところが昨日

「Tsuki, このパッケージはなんだ?」

なんとギリギリに到着

 

そしてよりによって熊五郎の手に渡っていた

 

私は熊五郎に目で

「何も言うな」

と伝えた

 

すると熊五郎

S エス

A エー

N エヌ

T ティー

A エー

?

 

と綴りを伝えてきたのである

 

去年だったら息子には伝わらなかった

だが文字と綴りの練習をしている息子

すばやく反応

エス エー エヌ ティー エー」

紙に書き始めたのである

 

そして紙の上にはしっかりと

SANTA

 

バッチリ正解しとるやん

 

だが息子は綴りを書けてもまだ読む事ができない

「マミィ、これ何?」

大ピンチである

 

「サンタ」

熊五郎、あっさり答える

 

何しとるねん

 

パッケージを床に置き

「綴りはバッチリだけど、読めるようにしないとね」

かわした。。。

 

息子もそれ以上に質問はしてこなかった

そして晩ご飯時

「明日はサンタくるかな?」

熊五郎

「どうやろかね?」

「きてほしい!」

 

〇〇(息子), もしサンタが来なくても

だからといって悪い子ではないんだ

世界にはたくさんの子供がいるだろう

〇〇のようにおもちゃをたくさん持っている子供ばかりではないんだよ

サンタはそういう環境の子を優先に行っていると思うんだ

だからおもちゃが届かなくても〇〇のおもちゃが誰かを笑顔にしてる事はいい事だと思わないか?」

 

おっちゃん

たまにはえー事言うやん

 

道路状況もあるしな

 

ってか

ゥオーーーイ

 

サンタは空飛んでくるんやて