地味な女のカナダ生活

カナダであれやこれや起こる日常を書いています

娘のいちご状血管腫~新たな治療開始~

3ヶ月前にドクターから12月で2年弱続けていた治療薬Nadadol を終了すると聞いて

やっと薬治療か終わると安心していたが

薬を止めてから少し赤みが戻っている気がしていた

 

血管腫は、体温が上がると赤みが増す

例えばお風呂の後や泣いた後、運動した後など

 

薬を服用している時はそれほど気にもしなかったが、薬を止めてからはやっぱりリバウンドか?と思っていた

 

改めていちご状血管腫のサイトに目を通してみるとNadadolの治療後は後は自然に消えていくのを待つのみ

消えていくペースはゆっくりで大抵7歳ぐらい

ケースによっては、そこからレーザー治療になる

とあった

 

極端なリバウンドはないから多分経過観察だろうと思っていた

トロント新型コロナウイルスの患者が出た事もあるから、診察後は素早く帰ろうと思っていたのに。。(薬の調合に1時間かかる)

 

まずはいつものように研修医から

(今回はNadadolを終了したので、体重や脈拍、血圧などの検査はなかった)

気になる事を聞かれたので

「気のせいかも知れませんが赤みが少し戻っているような気がします」

注意深く診察してくれた後

「この赤みと少しの膨らみはなかなかすぐには消えないです。 10歳ぐらいでレーザー治療になるでしょう。 先生に診てもらいましょう」

 

ドクター登場

同じように気になるのを伝えると、

「確かに赤みは出てるわね。でも前回の写真と比べるとそこまで違いはないわね

では今日から違う薬を試しましょう」

 

「えっ 違う薬?」

 

経過観察としか思っていなかったので

正直ショックを受けた

 

今回から使用する薬の名称はTimolol

主に目薬として使用される

 

目薬。。。?

 

どうやらこれもNadadolが心臓病の治療薬で

たまたま血管腫に効いたのと同じで目の薬だけど血管腫に効くらしい。。

 

Timololは服用せず目にももちろん入れず

一滴を患部に塗りこむ

これを日に2回で次の予約まで約6ヶ月間使用する

(後で調べたのだが服用薬よりは安全らしい)

 

娘のいちご状血管腫は、外(赤み)と内(膨らみ)

混合型なので、そうは簡単になくならないようである

 

生後2ヶ月から続く薬治療と病院

 

ごめん、、、

 

と気分がかなり落ちたが、病院を頑張ったご褒美のドーナツを嬉しそうに食べている娘を見たら

私が悲しい顔見せたらあかん

と我に返った

 

熊五郎が帰宅して、今日の診察と今後の治療を報告した

 

「おーー 次はビューティドロップかー

ますます〇〇ちゃん 可愛いくなるぞー」

 

「プリンチェチュ(プリンセス)〇〇ちゃん?」

 

「もちろんだよ」

 

熊五郎のこういう所は本当に尊敬する

 

そして気づいた

息子がストロベリーマンというヒーローを作成したのは妹のためだった

 

娘のいちご状血管腫は家族の絆をもっと強くしてくれている