地味な女のカナダ生活

カナダであれやこれや起こる日常を書いています

アラブ人、腹を抱えて笑う

熊五郎とグランメゾン東京を見た

「料理のドラマかー 絶対見る!」

と料理が趣味の熊五郎は楽しみにしていた

 

だがアラブ人熊五郎ミシュランフランス料理全く無知だった

これが、あの壊れた関係を修復していき最後に一致団結して三つ星をとるために努力する

ナイスなドラマを台無しにするのである

 

色々あったが、とうとう念願のグランメゾン東京がオープンして

コース料理が出てくる場面

 

「こちらは〇〇です」

 

出てきたのは大皿の真ん中に

ポツンと一口サイズの料理

それを見た熊五郎

 

「なんじゃこれ? ジョークかなんかか?」

 

思わず吹き出し

 

「あんだけ超真剣に料理して、出てきたんがこれってマジオモロすぎやろ ヒィーヒッヒッヒ」

 

それからも次々出てくる料理に大笑いする熊五郎

 

「なんの参考にもならんぞ」

 

あたり前である 

高級フレンチを作ってみようなど100万年早いわぃ

 

そして最終回、キムタクがマグロでフレンチのレシピを真剣に考えている所で熊五郎の笑いが頂点にいった

 

「ヒィーヒィー ちょっとっ 止めて

ヒィー なんやこれ? ヒィーヒィーヒィー」

 

「長ネギにマグロ置いとるだけやんけ」

 

確かに見た目は長ネギの上にマグロが乗っかっている

 

プッ 

ヤバイ

笑えてきた。。。

 

「ヒィーヒッヒッヒ 熊五郎やめんかい

笑いがうつったやん」

 

それからしばらく2人で腹を抱えて笑った

 

もしこの男と高級フレンチに行くなんて事があったとすれば、、、、、、、、

私達は入店お断りになるに違いない

 

せっかくの最終回がまさかの大笑いになったが

 

「おっ Tsuki 見て! このシェフ、僕が購入した低音調理器を使用しているではないか!! シェフも使用するぐらい凄い商品を僕は既に購入済みだったってことさ」

 

いきなり自信満々になる熊五郎

 

だが奴はそれを一回のみ利用してクローゼットの奥へしまい込み見て見ぬフリをしていた

←しかもイマイチ違いが分からなかった

 

「それにしてもこのドラマ、いい話だったね」

 

へっ!?

そうなん?

熊五郎の笑いに全部持っていかれた私である