地味な女のカナダ生活

カナダであれやこれや起こる日常を書いています

歯がもげそうになった話

相変わらず息子のイチゴブームは続いているのだが前回イチゴを使ってイチゴ大福とやらを

作ったものの二口ぐらいで終了

あれから2度とイチゴ大福を作ってと言わなくなった

 

それでも週末に懲りずにイチゴを使って

何か作れないかと息子とイチゴレシピを見ていたら、

 

「これがいい!!」

 

息子が指さした先にあったのは

イチゴ飴

だった

 

な、、、懐かしいやないかい

 

そのイチゴ飴は屋台に売られていた

リンゴ飴

を思い出した

 

リンゴ丸々が巨大飴になっていると

やたらと得したように見えていたのは私だけだろうか

魅力的だったが私は実際屋台ではこのリンゴ飴を買わず、毎回袋に惹かれて綿菓子に走っていた

 

屋台で憧れていたリンゴ飴を食べてみたい

 

 

息子の希望のイチゴ飴レシピを見ていると用意するのは

イチゴ

水 180g

砂糖  130ml

 

水と砂糖を鍋に入れ中火にかける

ブツブツいってきたら弱火にし、ドロドロになった所で素早く絡める

以上

 


なんや、、、、、

このレシピは、、、、、

超余裕やんけ

 

と思った私がバカだった

 

「よし、〇〇(息子) 今日のおやつはフルーツ飴や」


調子に乗り、グレープ、みかんも追加

 

出来上がったフルーツ飴は見た目はツルツルであの屋台のリンゴ飴みたいだった

 

楽勝

成功やな

 

息子も自分の好きなイチゴが飴になり、大興奮だった

その声を聞いて熊五郎が登場

 

「おーーー 美味しそうじゃないか

頂き!」

 

1番乗りで妻が作ったイチゴ飴を丸々口の中に入れたのである

 

うぐっ

あわあわあわあわ

 

なんや、熊五郎どうしたんや?

 

「マミィ!!!! 歯にくっつく」

 

息子の口を開けると飴がべったり付いて

なかなか取れなかった

 

やっとの思いで飴を取った熊五郎

「これは危険レベルやで」

 

私も試してみた

パリパリとなるはずが、、、、、

メキッメキッ

 

今まででこんなにも不快な飴を食べた事はなかった

 

味わうどころか歯に詰めたもの、いやそれこそ歯自体がもげそうになったのである

 

「マミィ、、、僕もうイチゴだけ食べたい」

 

すまん、、、息子