地味な女のカナダ生活

カナダであれやこれや起こる日常を書いています

新型コロナウイルス

やっぱりコロナウイルス

感染していた可能性が高いと思う

 

と義弟が熊五郎に電話をかけてきた

 

遡る事3月初旬

義弟が体調を崩した

その前に彼の子供が風邪を引いていて、それが移ったと言っていたが

体調はますます悪化、喉の痛み、咳、頭痛が日に日に醜くなった

(後で確認すると嗅覚、味覚も失われていた)

仕事に行ける状態ではなく、2週間の有給をとった

 

世の中はトロントで感染者が出始めの時で

感染者も発表されているのは数名だった

 

まさか、コロナウイルスに感染したんちゃうか?

 

という熊五郎

 

んな訳ないだろ!!

 

と冗談にしていた

 

2週間もあれば完治するだろうと誰もが思ったが、2週間後はさらに悪化

そして妻も同じ症状になった

 

喉が痛すぎて何も食べれない

立ち上がる気力すらない

咳が止まらない

 

この時、感染者が一気に増えたトロントでは

電話によるコロナウイルスの診断が行われ始めた

義弟はすぐに電話をかけた

 

症状を話し、折り返しドクターから連絡があった

 

結果

 

コロナウイルス感染の疑いなし

だが

更に2週間の自宅隔離が義務付けられた

 

熱はあったが2日で下がったし、呼吸困難にはなっていない

自宅隔離を言われたのは、今の状態で外に出て

万が一コロナウイルスに感染してしまうと重症になる可能性が大きい

との事だったが

 

義弟夫婦の今まで経験したことのない症状に苦しんでいるというテキストから

 

やっぱりコロナウイルス感染ちゃうんか?

 

と正直思った

 

結局、抗生物質を処方され次の日に配達で薬が送られてきた

抗生物質が効いて数日で症状はマシになった

 

そして2週間後にはすっかり良くなったみたいだが、多くの人と接する義弟の仕事

義弟の不安はなくならず

また電話をかけたらしい

 

心配だからコロナウイルスの検査を受けたい

 

だが答えはNo

症状がないからだ

 

もしかしたら3月初旬が今の状況であれば

コロナっぽい症状が出ていた義弟夫妻は検査を受けられていたかもしれない

(3月初旬は検査キットが今より不足していた)

 

私はふと思い出した

前に酷い風邪を引いた時、

蓄膿症にまたかかったのではないかと思い医者に抗生物質を出してくれと頼んだ事があった

 

ウイルスには抗生物質は効かない

抗生物質は細菌感染にだよ

君は風邪を引いているだけ

 

抗生物質の処方を拒否された

 

新型コロナウイルスはウイルス
という事は抗生物質がすぐに効いた義弟夫婦は
新型コロナウイルスではなかったのでは?


とは思ったが、、、、、、、
今の状況を見ていると治療薬が出来るまで
全く安心ができないウイルスである

 

結局、義弟は念のためもう1週間様子を見る決断をした



トロントにも春がきて家の中からみる外は
春空が広がり空気も澄んでいるように見える
思わずピクニック日和だ
と言いそうになる。。。


オンタリオ州4/6

3月31日以来新規感染者が減って309人、

合計4347人となっている

このままstay homeを守ると多くの命が守れる