乳がん検診④(追加検査)
次の追加検査までは4日後
また携帯電話から離れなるべく検索をしないようにした
そして家族で散歩して気を紛らす事を始めた
やはり家の中に1日中いると感情の波は激しくなる。外に出ることで気持ちが楽になった
痒みと赤みは日に日にマシになってきたが、反対に脇の下が気になりはじめた
押さえるとどことなく痛みがはしる
熊五郎に何回も確認してもらうが
これは脂肪じゃないのか?
僕もあるよ
脂肪じゃなくてもcyst (嚢胞)じゃないのか?
と熊五郎は気にしすぎと言い続けた
彼なりに安心を与えたかったのだろう
初めウォークインに行くと決めた時、私は
義母にはまだ何も言わんといて
と念押しした
アラブネットワークは超高速、広範囲で一気に広がるからだ
そして小さな事がとんでもない事となって伝わる事もある
でもよく考えると私は熊五郎や親、友人達と話す事、聞いてもらう事で気持ちが楽になる
私は熊五郎に
熊五郎も心配やろ
ごめんな 熊五郎もしんどいやろ
義母に話聞いてもらっていいで
と伝えた(軽く1時間は話してた←相当溜め込んでいた模様)
追加検査日
熊五郎、親、友人達に激励をもらい家を出た
とりあえず3か月、フォローアップ、トリートメント、ここをはっきりしたかった
受付の人は私の顔を覚えており
Tsukiね 座って待っていて
しばらくして前回同様
あたしゃ餅をこねて今年で30年になります
という肩書がピッタリの技師に呼ばれた
今回は追加で撮るからね
はい
表情が暗い私に
追加検査はよくある事よ
特にあなたはマンモグラフィー初めてだからね
そう言われて少しホッとした
正直かなりナーバスでした
ガウンに着替えて検査室に入った
前回は検査機は真っ直ぐ立っていたのに
見事に横向きになっていた
じゃこっちきて
技師に呼ばれ、検査機の前に立った
前は圧迫感が凄かったが痛みはなかった
今回もそうだろうと思っていたが
イタ イタ イタ
イテーーヨ
貧乳が胸から取れそうなぐらいひっぱられた
我慢して 動いたらダメよ
返事しようにも貧乳だからか顔までも機械で押し潰され頷く事すら出来なかった
なんの罰ゲームやねん。。
はい、おしまい
次は超音波だから帰らないように
あの聞きたい事があるのですが
電話では3か月後にまた来るように言われたのですが、、、
さっとカルテを見て
分からないわ
へっ?
詳しくはドクターに聞いて下さい
基本、技師は検査の事や結果を教えてくれない
だから部屋に貼られている貼り紙にも
技師は質問には答えません
と書かれている
もうこれ以上は聞くな
そんな感じだったので私はさっさと部屋を出た
次は超音波、どこの辺りを集中して検査するのだろうか。。。
続く