万国共通
金曜日という事でいつもよりご機嫌の熊五郎が
夕食時に音楽をかけ始めた
その日の夕食は
白米
海苔
鮭のホイル焼き
和風サラダ
ポロロン ポロロン(ピアノ)
••••••••••••
Jazzと鮭のホイル焼き.....
熊五郎、なんかちゃうな
あってへんわ
そうか?
ほんなら、、
ターーラッラッア
ターーラッラッア
おぃ
熊五郎はJazzと自身があっていないと思ったらしく(ある意味そうやけど。。)
自分にピッタリのアラブミュージックをかけ始めた
すると不思議な現象が起こった
アラビックミュージックとアラブ人のペアで
なんと和食がアラビア料理に見えてくるのだ
まさに視覚と聴覚が脳に間違った信号を送っていた
我が家ではほとんどアラブミュージックを聴く事はないのだが、熊五郎がアラブミュージックを流した時、ふと昔を思い出した
時代がまだCDだった頃、私にはお気に入りの一枚のCDがあった
それは流行りの歌でもなく当時よく聞いていたレゲエでもなかった
ふと入ったCDショップで目に止まったのは
World Music
多様な国、異なった言語で歌われた歌が一枚のCDにまとまっている
それを聞くだけで世界を旅している気分になる
また英語ではないので全く歌詞の意味が分からなく、自分の想像の世界だけで楽しんでいた
その中でもアラビックミュージックは
聞くだけで幻想的な気分になり
思い描くのは
広い砂漠、ラクダ、ピラミッドなどの考古学
歴史など様々だった
その時の私はまさに
A whole new world である
熊五郎がかけるアラビックミュージックを聞いているとあの時のように幻想的な想像が膨らむ
なぁ この歌 なかなかえーわー
何を歌ってるん?
(アラビンナイトとかか?)
愛する人に振られて悲観している男の歌
なんやねん それ